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水平スライドクレーン
「Exter」

全天候カバーとの組み合わせで建設作業の効率化、解体作業の環境負荷低減を実現

ランク5

SHMZ

概要

降雨や日射などに対する建設現場の作業環境の改善や生産性の向上、解体工事の場合は騒音や高所からの粉塵、飛沫の問題の解決が求められており、対策のひとつに全天候カバーがある。その全天候カバー内で荷の運搬を行うには、高さおよび側方の寸法制約があり、従来の起伏ジブ式と水平ジブ式のクライミングクレーンは適用できず、水平方向にジブを自由に伸縮できる水平スライドクレーンを新規開発し建設現場への展開を進めている。

全天候カバー内で稼働中の水平スライドクレーン

特長・効果

生産性

安全性

作業負担

コスト

クレーン設置時のジブ高さが低い

ジブの起伏がなく、航空制限、マイクロウェーブ対応等の工事、全天候カバー内の工事に優位

設置反力を大幅に低減可能(従来の約1/4に削減)

二層支持型設置方法の採用でモーメントが寄与しないため設置反力を大幅に低減、また吊荷方向に関係なく一定の圧縮力しか作用せず引抜力がかからないめ設置が簡略化

超高層ビルの解体工事にも有効

全天候カバーとの組み合わせにより、解体工事中の騒音や粉塵などの周辺環境への負荷を大幅に低減

装置全体の模式図と写真

主な用途

全天候カバーと併用した超高層ビルの新築、解体工事

実績・適用例

自社事例

SGリアルティ新大阪ホテルでの適用
検証現場:
SGリアルティ新大阪ホテル(S造、全天候カバー)
検証年月:
2018年3月~2019年2月
現場名:
SGリアルティ新大阪ホテル
建物用途:
ホテル
使用期間:
1年
SGリアルティ新大阪ホテル

全天候カバー内の躯体工事に採用

春日・後楽園駅前再開発での適用
検証現場:
春日・後楽園駅前再開発(RC造)
検証年月:
2019年4月~2020年10月
現場名:
春日・後楽園駅前開発
建物用途:
集合住宅
使用期間:
1年7カ月
春日・後楽園駅前開発

通常のタワークレーンと併設した躯体工事に採用

その他

  • 『建設機械施工(2018年1月号)』誌の「新工法紹介欄」に寄稿
  • 第40回全国クレーン安全大会(2019年1月8日)で技術発表

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