ネジ式静音ボール心「ボルキタ®」
ボール心を叩かずに、ネジによる締付け機構により鉄骨梁孔合わせを静音化
ランク4
概要
従来の鉄骨梁の建方作業では、仮ボルトが挿入できない際、「ボール心(別称:ボルシン、寄せポンチ等)」をボルト孔に差し込み、そのボール心をハンマーで打撃、押し込むことにより孔のズレを強制的に修正していました。
本治具は、先端を細くネジ加工した本体をボルト孔に差し込み、先端部のネジをナットで締め込む構造を採用しています。ナットを締め込むことで本体が引き込まれ、本体のテーパー(傾斜)部がボルト孔内に強制挿入されます。これにより、ズレた孔同士がテーパー形状に沿って徐々に調整され、スムーズな仮ボルトの挿入が可能となります。
本製品は、打撃を伴わない施工を実現することで「静音化」を達成。
さらに、孔ズレが大きい場合、治具本体が傾いた状況でもスムーズに引き込める機構を有し、高い耐久性および安全性を確保しています。
製品仕様
対応ボルト孔径:φ24(M22)
ボルキタ 概要図
特長・効果
生産性
安全性
作業負担
コスト
ボルト孔合わせ作業を完全静音化
ボール心のハンマー打撃を「ネジによる締付け機構」に置き換えることで、施工中に近隣へ響く打撃音を発生させません。周辺環境へ配慮した、静音施工を実現します。
球座機構により治具の曲がり故障を防止
孔ズレが大きい場合、治具本体は傾いた状態で挿入されることになります。本製品では、締付け時に治具本体へ不要な曲げ応力が発生しないよう、スペーサーの底面に球面を設けた「球座機構」を採用。
この機構により、締付けに伴う治具本体の傾きの変化へ柔軟に追随し、安定した孔修正作業を可能にします。
可変式球面スペーサーにより様々なフランジ、スプライスプレート厚さに対応可能
球座機構を有したスペーサーには、高さ調整が可能な逆ネジ機構も採用しています。
逆ネジ構造のため、調整ナットを締め付けてもスペーサーの高さが変化することはありません。
状況に応じてスペーサーの高さを調整することで、多様な板厚での孔ズレの調整を可能としています。
ウェブボルト孔にも使用可能
通常のボール心と同様、フランジボルト孔だけでなくウェブボルト孔にも使用することが可能です。
主な用途
建方工事の鉄骨梁入れにおけるボルト孔の芯合わせ
実績・適用例
自社事例
福岡 オフィスビル
- 検証年月:
- 2025年7月
- 建物用途:
- オフィスビル
- 使用期間:
- 1日
試験施工
東京 オフィスビル
- 検証年月:
- 2024年7月
- 建物用途:
- オフィスビル
- 使用期間:
- 1日
その他
- NETISへ登録申請中
- 特開2025-012234(審査中)、意匠登録1762726、商標登録6915726