ZEB現場事務所
ランク5
概要
工事現場におけるCO₂排出量削減の取り組みの一環として、現場事務所(8連棟2階建)にて建築物省エネルギー性能表示制度(BELS:Building Energy-efficiency Labeling System)の『ZEB』認証を取得しました。
事務所外皮の断熱強化に加え、プレハブ形式の事務所に設置可能な納まりとした株式会社エクセルシャノン(社長 大原祥司)製の樹脂サッシ(Low-e複層ガラス仕様)の採用により更なる断熱性能の向上等を図るとともに、LEDや人感センサーの設置による照明負荷の低減、高効率空調・換気機器導入などを組み合わせて、省エネ化によるエネルギー削減率55%を実現しました。また創エネルギーとして太陽光発電を設置し、創エネ分50%として、省エネと創エネをあわせて105%のエネルギー削減率を達成しました。
特長・効果
生産性
安全性
作業負担
コスト
55%の省エネ化を実現
これまで工事現場仮設事務所での大幅な省エネ化は困難でしたが、ZEB化検討に当たり以下の省エネ対策を講じることにより今回55%の省エネ化を達成しました。
- 外壁屋根厚を変更(断熱材厚さt=50)
- 窓ガラスにLow-e複層ガラスを採用
- 窓枠を樹脂製に変更
- 省エネ性能に優れた空調機を採用
- 人感センサーの照明を採用
50%の創エネを実現
太陽光パネルを事務所屋根全面に設置し、かつ附帯するトイレ屋根にも設置することで、50%の創エネを実現しました。
実績・適用例
自社事例
太宰府総合技術センタ新築工事の現場事務所
- 検証現場:
- (仮称)太宰府総合技術センタ新築工事(エクシオグループ株式会社発注)
- 検証年月:
- 2023年4月
- 現場名:
- 太宰府総合技術センタ新築工事
- 建物用途:
- 事務所
- 使用期間:
- 2023年4月~2023年10月
北海道警察学校新営(4期)21新築工事の現場事務所
- 検証現場:
- 北海道警察学校新営(4期)21新築工事の現場事務所
- 検証年月:
- 2022年4月
- 現場名:
- 北海道警察学校新営(4期)21新築工事
- 建物用途:
- 警察学校
- 使用期間:
- 2022年4月~現在に至る