自律走行式
床面ひび割れ検査ロボット
ランク3
概要
建築物のコンクリート床面におけるひび割れ検査を自動で行うロボットです。ロボットは、自律走行しながら床面の自動撮影を行い、AIにより撮影画像からひび割れを検出し、その結果を自動で図面化することができます。
特長・効果
生産性
安全性
作業負担
コスト
AIにより安定した検出精度を確保
幅0.1mmのひび割れまで検出し、0.1mm単位で色分けして表示します。見落としやすい微細なひび割れも検出し、位置や形状も実際の状況と誤差が少なく記録できます。
簡単操作を実現
現場職員や普通作業員で操作が可能です。検査範囲を指定するだけで検査が開始でき、柱や障害物を自動で回避しながら走行検査を行います。
ロボットの遠隔管理が可能
タブレットによりロボットの検査状況やひび割れ検出状況が離れた場所から確認できます。また、1人で複数台のロボットを同時に管理することもできます。
主な用途
新築工事における床面のひび割れ検査
実績・適用例
自社事例
物流倉庫の新築工事における竣工時検査での適用
- 検証現場:
- 物流倉庫
- 検証年月:
- 2021年11月
- 現場名:
- 非公表
- 建物用途:
- 倉庫業を営む倉庫
- 使用期間:
- 2か月
倉庫エリア約100,000㎡に適用
物流倉庫の新築工事における竣工時検査での適用
- 検証現場:
- 物流倉庫
- 検証年月:
- 2022年6月
- 現場名:
- 非公表
- 建物用途:
- 倉庫業を営む倉庫
- 使用期間:
- 1.5か月
倉庫エリア約65,000㎡に適用
その他
- 従来の目視検査に比べ、生産性が2倍以上に向上
- 2024年3月現在、自社現場で12現場、約66万㎡に適用済み
- 比較的小型で軽量なため、運搬や現場内の移動が容易
- ロボット2台を同時活用し、1日に約4,000㎡の検査が可能